2026年10月20日は、EUR/USD(ユーロ/米ドル)で4回の取引を終え、夜にはCAD/JPY(カナダドル/日本円)をロングしました。今回は、MACDを手掛かりにしたエントリーと、その途中で行ってしまった急落への飛び乗りを振り返ります。
この日は、買った後に上昇しても利益をほとんど残せなかった場面や、下落の勢いを追って売った直後に反発した場面がありました。結果に加えて、入る前に何を決めていたか、何を見て判断を変えたかを残しておきたいと思います。
時刻はすべて日本時間です。この記事は10月20日に開始した取引の記録で、CAD/JPYについては10月21日7:31時点の状況を追記しています。その時点では未決済のため、結果はまだ確定していません。
10月20日の取引を時系列で整理
| 取引 | エントリー | 決済 | 約定価格差 |
|---|---|---|---|
| EUR/USD・ショート | 00:12/1.12151 | 01:51/1.12077 | +7.4pips |
| EUR/USD・ロング | 09:27/1.12171 | 18:02/1.12175 | +0.4pips |
| EUR/USD・ショート | 18:14/1.12058 | 18:19/1.12138 | −8.0pips |
| EUR/USD・ロング | 18:19/1.12135 | 18:53/1.12153 | +1.8pips |
| CAD/JPY・ロング | 20:42/112.645 | 10月21日7:31時点で未決済 | 未確定 |
表のpipsは、約定価格の差から計算しています。EUR/USDは1pip=0.0001、CAD/JPYは1pip=0.01として扱います。
深夜のEUR/USDショートは+7.4pipsで決済しました。ただ、エントリー理由を正確に振り返れるだけの記録が残っていないため、今回は約定結果のみを掲載します。手法を評価する材料にするには、その場で理由も残す必要があると感じました。
今回試しているMACDの仮説
いま考えているのは、「MACDがシグナルとクロスしない期間が長いほど、次のクロスの後に大きく動く傾向があるのではないか」という仮説です。
MACDがシグナルを下から上へ抜ける形がゴールデンクロス、上から下へ抜ける形がデッドクロスです。ただ、クロスしなかった期間の長さから、その後に何時間で何pips動くかを計算できると確認したわけではありません。今回も、検証方法を組み立てながら行った取引です。
MACDの基本的なクロスの解釈や、持ち合いではシグナルが往復しやすい性質については、FidelityのMACD解説も参考にしています。クロスが出ることと、利益を残せることは同じではないため、入口と出口をセットで検証していきます。
朝のEUR/USDロング:上昇を期待したが、建値付近で終了

09:27に1.12171でロングしました。日足でゴールデンクロスが出ており、その前にクロスしていなかった期間が長いと考えたことが理由です。1時間足も似た状況に見えたため、上昇を期待して入りました。
当初の損切りは1.12060で、エントリーからの想定損失幅は11.1pipsでした。確認したチャートでは、利確目標として1.12600を表示していました。
その後、ストップを建値より少し上の1.12175へ引き上げ、18:02にその価格で決済されました。結果は+0.4pips、保有時間は8時間35分です。ストップを引き上げた正確な時刻は、今回の記録では未確認です。
チャート上では、エントリー後に1.12353まで上昇しています。買い価格からの最大有利方向の値幅は18.2pipsでしたが、最終的に残ったのは0.4pipsでした。
今回は、途中の上昇を経て、ストップで建値付近まで戻る結果になりました。この一件を見て「高値で利確すべきだった」と決めるのではなく、含み益が出た後に、どの条件で利益を確定するかを先に決める必要があります。また、日足と1時間足それぞれのクロスがいつ確定したかも、今後は記録したいです。
18:14のショート:急落の勢いに飛び乗ってしまった

朝から持っていたロングの決済後、下落するローソク足の勢いを見て、18:14に1.12058でショートしました。ところが、すぐに反発したため、18:19に1.12138で成行決済。結果は−8.0pipsでした。
この取引では、エントリー前に損切り価格を決めていませんでした。値動きを見ながら裁量で判断しようと考えていましたが、入った時点でどこまで逆行を許容するかが未定の状態でした。
裁量で勢いを判断する場合でも、「どの価格を超えたら続落の見込みが外れたと考えるか」は先に決められます。今回の反省点は、損失という結果に加えて、その撤退条件を準備せず注文したことです。
このショートは、MACDのクロスを根拠にした買いとは条件が違います。すべての取引結果は残しつつ、急落に追随した取引として区別し、MACDの仮説を評価する際に混ぜないようにします。
18:19の再ロング:反発を見て入り直し、MACDの弱まりを警戒して決済

ショートを決済したのと同じ18:19に、1.12135で再びロングしました。1.12000付近で反発したと判断し、日足MACDからは引き続き上方向を想定していたことが理由です。
損切りは直近安値より下の1.12020、利確目標は1.12580としていました。約定価格から見ると、損切りまで11.5pips、利確目標まで44.5pipsの設定です。
その後、1時間足のMACDがデッドクロスを形成しそうだと感じ、18:53に1.12153で決済しました。結果は+1.8pips、保有時間は34分でした。
ここで気になったのは、エントリー時点でもデッドクロスに近づく形を意識していたことです。入る時に許容していた弱まりを、出る時には危険と判断していなかったか。途中で何が追加で悪化したのかを、具体的に残す必要があると感じました。
決済後に確認したEUR/USDの1時間足画像は19:01時点のものです。18:53の決済時には18時の足は未確定だったため、今回の退出理由は、「確定したデッドクロス」ではなく「デッドクロスを予想した裁量の早期決済」として記録します。
夜のCAD/JPYロング:ゴールデンクロスの確定確認が課題

20:42にCAD/JPYを112.645でロングしました。この時は、1時間足のMACDがゴールデンクロスになると判断していました。
ただ、20:42の画像では20時の足はまだ未確定です。線が接近していることは読み取れても、その画像だけでは確定したゴールデンクロスを確認できませんでした。今回も、クロスの確定を待つ取引と、確定前に入る取引を区別する必要があります。
10月21日朝に確認した注文設定は、次のとおりです。これらは朝の確認時点の設定で、損切り注文を置いた時刻までは今回の記録から確認できていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 買いエントリー | 10月20日20:42/112.645 |
| 損切り注文 | 112.280 |
| 利確目標 | 113.300 |
| 約定価格から損切りまで | 36.5pips |
| 約定価格から利確目標まで | 65.5pips |
| 予定のリスク:リワード | 約1:1.79 |
| 取引状況 | 10月21日7:31時点で未決済 |
翌朝の1時間足画像では、MACDはシグナルより下で推移していました。少なくとも、その時点でゴールデンクロスによる上昇再開を確認できる形には見えません。ただし、途中で一時的にクロスしたかどうかを、画像だけで断定することはできません。
この取引の結果は、決済後に追記する予定です。デイトレードを目指している中で翌朝まで持ち越したため、今後はエントリー条件に加えて、保有時間の上限も決めておきたいです。
次の検証に向けて、先に決めたいこと
- 確定したクロスを使うか、クロス前に入るかを統一する。 進行中の足での判断は、確定足を使う判断と区別して記録します。
- エントリー前に撤退価格と利確条件を決める。 その条件を決められない場面は見送る、という運用を検証します。
- 入口と出口に使う時間足の役割を明確にする。 日足を方向の条件、1時間足を入口の合図にする方法を、候補として比較します。
- 保有時間の上限を決める。 期待した動きが出ない時に何時間まで待つかを先に定め、途中でその基準を変えないようにします。
日足と1時間足で方向を確認する方法も考えていますが、それを加えれば成績が良くなると分かったわけではありません。日足条件の有無を比較する際は、損切り・利確・保有期限を同じにし、どの条件が結果に影響したかを確かめたいです。
また、もともとの「クロスしない期間が長いほど、その後に伸びる」という仮説では、期間を足の本数で数え、クロス後の同じ時間内にどこまで有利・不利に動いたかを記録します。勝った場面だけでなく、伸びなかった場面も含めて比べる予定です。
入口と出口の具体的な条件を売買前に定める考え方は、CME Groupの取引計画に関する解説も参考になります。今回は、まだ手法を組み立てている段階だということも含めて、次回の判断につなげたいと思います。
記録について
約定時刻・価格は取引履歴、値動きや注文設定は保存した取引画面の記録、エントリーと決済の理由は当時の判断に基づいています。足が未確定だった場面や、記録だけでは再確認できない点は、そのまま明記しました。
この記事は個人の取引と振り返りを記録したものです。特定の売買を勧めたり、将来の利益を保証したりするものではありません。MACDを使った手法の有効性も検証途中です。
