スキレットのメーカー5社を比較!あなたにオススメなのは・・・

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ついこの間Amazonでスキレットを購入しました。というのも最近僕はキャンプにハマっていて、テントとかランタンなどを揃えているのですが、スキレットは家でもキャンプでも活躍してくれる品物なので迷いなく買いました。

 今回はこれからスキレットを購入する方へ向けて、Amazonで買えるスキレット5種類を比較していきたいと思います。

比較項目は材質、サイズ、付属品の有無、その他特徴とします。

スキレットの魅力は?フライパンとの違いを解説

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スキレットはフライパンのような形状をしている調理器具です。調理できる料理もほとんどフライパンと変わりません。ではフライパンだけあればいいのでは?と思うかもしれませんが、いえいえ、スキレットにはフライパンにない魅力があるんです。

スキレットは保温性が抜群!まさにアウトドアに最適!

まずは保温性です。フライパンはアルミでできているものが多く、スキレットは鋳鉄製のものが多いです。

参考 各種物質の性質: 金属(固体)の性質

上記のサイトを参考にしていただきたいのですが、アルミは鋳鉄に比べて熱伝導率が約4倍ほど高いです。この情報を知ると「フライパンの方がすぐに温まるってこと?」と考える方がいらっしゃるかと思います。その考えは正しいのですが、熱が伝わりやすということは、火を消した後に室内、もしくは室外の温度と平衡になる時間が早いということを意味します。スキレットがキャンプなどでよく使われる理由はまさにそこで、料理したものがすぐに冷めず、おいしく食べることができるというわけです。

お手入れ(シーズニング)をすればするほどくっつきにくくなる!

つぎに、食材のくっつきやすさについてです。最近のフライパンはテフロン加工を施してあり、食材が焦げづらく、本体にくっつきにくくなるようにしてあります。

スキレットはというと、とくに何も加工をしてありません。ですが、スキレットはお手入れをしっかりしていればテフロン加工のフライパンと同等の性能になります。そのお手入れはシーズニングと呼ばれるもので、スキレットを初めて使用するときや、使い終わったときに行います。

シーズニングとは?

スキレットは鋳鉄でできているので、そのまま放置するとすぐに錆びてしまいます。購入時は全体に錆止めが塗布されているので、使用前は洗剤をつかってしっかり錆止めを落とし、オリーブオイルなどの食用油を塗布して熱するという作業が必要になっていきます。これをシーズニングと呼びます。

シーズニングはスキレットを使用するたびに行います。そしてシーズニングをすればするほど食材がくっつきにくくなっていきます。このことからシーズニングを行うことを「スキレットを育てる」という風に表現する人もいます。手間がかかる分、より一層愛着が湧きますね。

スキレットは手入れをすれば100年使える!?

先ほど記載しましたシーズニングを正しく行えばスキレットは相当長持ちをするみたいです。僕はまだ1年も使っていないので真偽はわかりませんが、さまざまなサイトでスキレットの寿命の長さについて書かれているので間違い無いかと思います。

そもそも寿命とはなんでしょうか。フライパンに例えると、おそらくテフロン加工が経年劣化で剥がれてしまい、食材がすぐ焦げたりくっついたりする状態になってしまったら寿命を迎えたと考えていいでしょう。

ではスキレットはというと、本体が錆びたら寿命を迎えたということになるのでしょうが、ちゃんと毎回シーズニングを行っていればサビは発生しないのでそうそう使い物にならなくなることはないでしょう。

スキレットを取り扱う時の注意点 

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もちろんフライパンに比べて良いところばかりというわけでもありません。家でささっと料理をするときはやはりフライパンが使い勝手がいいです。

鋳鉄は急な温度変化に弱い 

スキレットを使い終わった後はシーズニングをするために熱が冷めるまで待ちます。これは熱された状態でスキレットを水につけると、急激な温度差でスキレットが割れてしまうからです。そうなってしまうともう使用することはできないので、少しでも寿命を伸ばすためにもスキレット使用後は十分に時間をおいてからシーズニングを行いましょう。

取手の部分で火傷しやすい

フライパン感覚で使用していると痛い目を見るかもしれません。というのもスキレットは火にかけると取手の部分もアツアツに熱されるからです。なのでスキレットを扱うときは耐熱グローブや取手カバーを購入することを強くお勧めします。 

ガスバーナーでは絶対に使用しない!

スキレットは熱されると物凄く高い温度になります。そんなものをガス缶のカセットコンロで使用したらどうなるかというと、スキレットによってガス缶の温度が上がり、爆発する危険があります。なので普通のガスコンロや焚き火などで直火で使用するようにしましょう。

メーカー別おすすめのスキレット

ユニフレーム

ユニフレームのスキレットは他メーカーとは違い材質が黒皮鉄板です。これは中華鍋などに使われているものなのですが、こちらもシーズニングを行うことで錆づらく、くっつきにくくなります。さらに温度変化にも強く、スキレットを覆っている酸化皮膜は洗剤を使っても剥がれることはないので、毎回使用後に洗剤で洗うことで清潔な状態を保つことができます。また、蓋が付属しているのも嬉しい点です。サイズは鍋計25cmのみとなっています。

LODGE

LODGEは鋳鉄製のスキレットです。注目したいのはスキレットの厚さ。5mmという肉厚な形になっているため保温性は抜群です。また、IHにも対応しているので非常に使い勝手の良い作りになっています。サイズの種類も、6.5inch、8inch、9inch、10.25inch、12inchと様々な大きさが揃っています。蓋は別売りなのがちょっと残念なところです。

キャプテンスタッグ

キャプテンスタッグのスキレットはLODGEとほとんど同じ作りです。蓋も別売りです。ただ種類が段違いに多く、普通のスキレットから両手型スキレット、深型スキレットなどがあります。サイズも普通のスキレットは、10cm、13cm、15cm、16cm、18cm、20cm、25cmと、細かくサイズ分けされています。そして何より一番注目したいのはその値段の安さ。サイズの小さいものであれば¥1000以下のものもありますし、大きいサイズも¥2000以下となっています。値段は安くてもキャプテンスタッグじゃアウトドアのブランドとして有名ですので安心です。

Coleman

Coleman のスキレットも鋳鉄製です。サイズはワンサイズしかなく、27.5cmとかなり大きいです。嬉しいのは蓋が付属しているところです。そしてもう一つ嬉しいポイントがあり、それは収納ケースが付属しているところです。スキレットは使用後にシーズニングをするので表面は油で覆われています。そんな状態だと保管場所にちょっと困りますよね。収納ケースがあればそんな悩みはなくなります。キャンプなどで持っていく際も収納ケースは必ず必要となりますのでアウトドアが好きな方にお勧めしたいです。

LOGOS 

 ロゴスのスキレットの特徴は取手が取り外しできるところです。よくT-falのフライパンなどで取手が取り外しできるものがありますが、まさにそれと同じです。スキレットの場合はその恩恵が大きく、火にかけている間は取手を外しておき、料理ができたら取手をつけることで、取手の部分が熱されることがないので火傷せず簡単に持ち運びができます。サイズはワンサイズで16cm。

僕が購入したのはColemanのスキレット!

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この中で僕が購入したのはColemanのスキレットです。それはキャンプに持っていきたいと考えていたので収納ケースがついているのが魅力的に感じたからです。また、蓋もついていて、スキレットの蓋は重量が大きいので圧力鍋のような調理ができるというのもあってColemanにしました。

今回紹介した5社のメーカーにはそれぞれ特徴があるので、自分の必要に応じたものを選んでみましょう。