これから始める副業と月収100万達成までの戦略

私は新卒からこれまで本業をこなしながらWeb制作の個人事業を開業して活動していました。
ただ最近はリソースにだいぶ余裕が出来てきたこともあり、何か新しい副業を始めてみようかなと思っています。

新しく副業を始めるにあたり、ものすごくざっくりとした目標設定ですが、本業含めて月収100万を目指したい・・・。
とはいえそれはなかなかハードルが高く、本業+Web制作をしている現状ではその金額の景色は見えてきそうにありません。

ですがここで副業の数を極端に増やしたらどうでしょうか。おそらく毎日ハードワークになることが想像に難くないですが、時間と労力をかければ月収100万は達成しうるのではないか、と考えついたのでさっそく行動に移して行きたいと思います。

いま私の考えにある副業は以下の4つです。

  1. Web制作 【これまで個人事業主として継続中】
  2. ブログ執筆 【以前から再開したり更新停止したりを度々繰り返し】
  3. 動画制作 【これから始める副業】
  4. FXトレード 【これまで5年ほど継続中】

本記事ではこれら4つについて、今後の具体的な構想を公開していきます。

Web制作(個人事業主として開業済み)

Web制作は主にデザイン制作コーディング業務の2パターンに大別でき、それぞれWebデザイナーWebコーダーと呼ばれます(それらを総称してWebデザイナーと呼んだりもします)。
そのうち私が担当する業務範囲としてはWebコーダーになります。

具体的な内容としては別の方が作成したデザインをHTMLやCSSといったマークアップ言語を使って再現し、そのほかにサイト内で実装したい機能があればJavascriptを使用します。
さらにコーポレートサイトやブログサイトなど、コンテンツの更新性のあるサイト制作にはWordPressと呼ばれるCMSとPHPを用いてサイト構築をします。

ちなみに余談ですが、このブログサイトもWordPressでできています。

副業でクラウドソーシングとエンド営業は難しい

現在、私は個人事業主としてWeb制作事業を運営し、業務委託契約をしたWeb制作会社から下請けとしてコーディングの案件を受注しています。
個人事業主の案件受注先は、私のように制作会社と契約して案件を回してもらう方法のほかに、クラウドソーシングの活用や、顧客から直接仕事を受ける、いわゆるエンド営業があります。

クラウドソーシングとは、個人や組織がネット上で連携し、案件を発注、受注するサービスのことです。
案件数は豊富であり、だれでも始められるといったメリットがある一方で、基本的に低単価、なおかつ人気案件の競争率がとても高いです。
Web制作領域の人気案件には1案件に対して50~100人が応募します。つまり倍率が50~100倍というわけです
そんな状況ですので個人事業主としてクラウドソーシングを活用するのは現状困難であるといえます。

また、エンド営業においてはクライアントとのディレクションや資料作成などを全て自分1人で行う必要があり、オンラインでミーティングを行うにも本業がある人には時間的な制約があるため、副業とエンド営業の相性は相当悪いというのが実情です。

つまり副業としてWeb制作の案件を得る方法は実質、企業との業務委託契約を交わす1択といっていいでしょう。

補足

クラウドソーシングは前述の通り、案件を獲得するのは相当難しいですが、業務提携先を見つける上では実は有効です。

事実、私もクラウドソーシング経由で出会った企業と3社ほど繋がりを持てたので、そういう用途で使用するのはアリです。
なので次項の『業務提携先を新規開拓』をする際の1つのアプローチとして考えてみるのもいいでしょう。

Web制作は業務提携先を新規開拓

現在、私はリソースにだいぶ余裕があるため複数の副業を新たに始める計画で行動していますが、その中でWeb制作は副業の中でも、主軸としての役割を与えたいと考えています。野球で言えば四番バッター。言い方は変ですが『副業の中の本業』といった具合です。
なぜならWeb制作はほかの副業と違い、案件をこなせば確実にまとまった収入を得られるからです。ブログや動画制作は広告収入が基本ですので、収益を上げるまでに時間がかかりますし、そもそも継続しても収益を上げられる保証はありません。なんならFXにおいては逆に損失を負うリスクが常にあります。

なので余裕のできたリソースへのアプローチとしては実のところ、さらにWeb制作の仕事で埋めたいわけです。
となるとWeb制作において今後考えるべきことは業務提携先の新規開拓です。

ただし、これを真っ先に始めてしまうとせっかくこれから新しく始める予定の他の副業ができなくなってしまうため、ブログ執筆と動画制作の副業がある程度効率化を図れて、かつ軌道に乗り始めたタイミングでWeb制作側も動こうかと思います。

ブログ執筆(更新停止中)

私はだいぶ前にこのブログサイトを開設しましたが、ずいぶん長いこと更新が滞っていました。ですがせっかくなのでこれを機に再び活動を再開することにしました。
ここでは、ブログを通じて収益を上げる方法について説明し、今後の当ブログの方向性に焦点を当てます。

これまでのブログの主な収益のあげ方

ブログで収益を上げる方法は広告アフィリエイト有料記事とさまざまですが、この中でいままで私が活用してきたものは広告とアフィリエイトになります。
具体的にはGoogleが提供するGoogle AdsenseA8.netもしもアフィリエイトなどのアフィリエイト広告、そして物販アフィリエイトとしてAmazonアソシエイトを活用してきました。

毎日投稿に囚われず、長期スパンでブログを成長させる

以前からブログを運営していた私ですが、本業とWeb制作の仕事に時間を取られ、ブログの更新が滞りがちでした。一番最初にブログ活動をスタートしたのが2017年頃で、そこから何度も辞めたり再開したりを繰り返して来た過去があります

こういった背景があるため今回はまず過去の問題点をピックアップし、ブログに再び取り組むことを決意しました。その問題点とはざっくり以下のように挙げられます。

  • 毎日更新を目指しすぎた
  • 雑記寄りのブログだったため、SEO的に弱めだった
  • 収益の上げ方に幅がなく、単価も低いためモチベーションを保てなかった

この中で問題点としてのウェイトが一番高いのは更新頻度についてです。
よくブログを始めるときは『毎日更新がマスト』といった情報があります。これはおそらく正しいのですが、結果的に自分の首を絞めているように感じました。

大事なのは毎日投稿というよりも長期目線でブログを成長させることなのではと考えるようになりました。
スタートダッシュが良くても継続できなければ意味なし、という話ですね。

ですので今後は日々の余った時間で無理せずに執筆をしていければと考えています。

『雑記ブログ』から『特化ブログ』へ転換

自分の考える問題点その2である『雑記ブログはSEO的に少し弱い』という話、これについても考えなければなりません。
とはいえSEOの弱さを雑記ブログのせいにするのは間違いで、単に執筆者の実力不足なだけです。

雑記ブログを伸ばす方法はシンプルで、投稿数で勝負する『数打ちゃ当たる戦法』が有力です。ただし先ほど書いた通り、今回ブログを再開するにあたり、更新頻度は比較的緩めで行く方針です。

ではSEOをどう改善するか、それは『特化ブログへ切り替える』です。
ジャンルを一本に絞って攻めていくことで更新頻度の低さをある程度カバーできると考えています。そして特化ブログで大事なのは記事のクオリティです。間違いなく雑記ブログよりも質を求められます。そこは自分との勝負ですね。

肝心のジャンルですが、副業系のブログで行きます。副業ブログは相当数ありますが、検索してみると職業紹介系の記事が多い印象です。それに対して、私は『実際に複数の副業を0から始めて収益を上げるまで』を執筆していくので少しは競争率が下がるかと思います。
また、最終目標は『本業+副業で月収100万円に到達させる』ことですので、題材としてもインパクトはあるのではないでしょうか。

有料記事への導線として活用

そしてもう一点、頭の中にある構想があります。それは副業について実績やノウハウ、ナレッジが貯まってきたらそれを有料記事として公開するという物です。具体的には外部サービスのNoteを使用する予定です。Noteで有料記事を執筆し、ブログはその有料記事への導線として活用していきます

とはいえこれはまだまだ先の話ですので、これ以上深くは考えないようにしておきます。

YouTube動画制作(未経験)

動画制作は動画を撮影し、それにカット編集、字幕編集などを加えて動画投稿サイトにアップロードする副業です。わざわざ言うまでもないですが動画投稿サイトというとYouTubeのことを指します。
この副業についてはこれまで経験が全くないので、楽しみである反面、一番成果を出しづらいのではないかという懸念が拭えません。

YouTubeの収益のあげ方

YouTubeから収益を上げる方法はいくつかありますが基本的にはブログと似ていて、主な収益源は広告、アフィリエイト、メンバーシップなどがあります。

ただし私の現状としてブログと違うのは、まだ収益化が出来ていないという点です。
ですので当面の目標はYouTubeの収益化の条件を満たすことになります。この条件をクリアすることで、広告収益を得ることが可能になります。
下記が具体的な収益化の条件になります。

  • チャンネル登録者数 1,000 人
  • 公開されている長尺動画の過去 365 日間における総再生時間が 4,000 時間以上

どうでしょうか。
過去に私はブログのGoogle Adsense審査を一発で突破できた実績がありますが、それに比べると相当ハードルが高いように感じます。とはいえやってみないことには分かりませんので、いったん目を瞑ることとします。

コンテンツは『切り抜き動画』で参戦

ひとえに動画制作といっても制作コンテンツにはいろいろな種類があります。
その中で私の動画制作のアプローチは、切り抜き動画です。切り抜き動画は、他のコンテンツからハイライトを抜き出して、視聴者最も興味を引く部分を抜粋するものです。

切り抜き動画の最も良いところは自分でコンテンツを準備しなくて済むところです。普通であれば配信者は自分で内容を企画して撮影、もしくはゲームなどをキャプチャした動画を元に編集するわけですが、私の場合は他の配信者がアップロードした動画を素材として動画を作ることになります。
これから私は本業に加えて複数の副業をするわけですので、それぞれに割ける時間に限りがあります。ですので切り抜き動画を選択するのはとても合理的かと思います。

ただし注意したいのは、切り抜き動画で得られた収益は基本的に元の配信者と折半になる、ということです。他の方の動画を使用させていただく訳ですのでこれは当然のことで、その代わりとして一般的なYouTuberに比べると収入は低くなります

もうひとつ注意したいことは、配信元の定めるレギュレーションに則らなければならない、という点。
動画を素材として使用して良いのか』、『切り抜く際に許諾申請は必要か』、『動画内で使われているコンテンツは第三者が転用して問題ないか』などなど、確認事項が結構あります。
これを下調べせずに動画を作っていると、元の配信者から削除申請が飛んできたりします。せっかく時間をかけて制作した動画が気づいたら消され、収益化を剥奪され・・・、最悪の場合は損害賠償請求やら著作権法違反で逮捕なんてこともあるかもしれません。

そうならないためにも切り抜く動画はよく考えて選ぶべきですね。ちなみに私の中ではどのジャンルにするかは決まっているのですが、ここではとりあえず伏せておきます。

動画編集に独自性を取り入れ、差別化を図る

切り抜き動画の一般的な編集としては

  • カット編集
  • 字幕編集

この2つが必須になってきますが、あまりにも競合他社が多いため、これだけではきっと作った動画は埋もれてしまい見向きもされないと思います。

なので再生数を伸ばすためには独自性が必要不可欠になってきます。私と同じジャンルの切り抜き動画を調査してみると、色々な個性の出し方がありました。例えば、

  • 字幕自体に動きを入れる(小刻みに震えたりするようなアニメーション)
  • BGMを要所で追加する
  • いらすとやなどのフリー素材で挿絵を作る
  • 自分のイラストで動画を構成(コレは別格)

みたいな具合でやっぱりどの人も工夫しているんだなぁと思いました。
私もこれから動画を作る上で何に独自性を見出すか、ここはじっくり検討していきたいと考えています。

切り抜き動画は『投稿』で攻めたい

他の切り抜き師の動画を調査する上でもう一つ思ったことがあって、切り抜き元は同じでも、切り抜く箇所は人によって結構違っていました。私にとってこれは意外な発見で、そこに一歩抜きん出る為のポイントがありそうでした。

何が言いたいかというと、切り抜く人によってウケると思っている箇所が違うということは、多くの視聴者が興味を惹く箇所と共通認識を持てる人の方が再生数が伸びやすいのではないかと考えました。

ただし、私としても視聴者の方のツボとなる箇所をピンポイントに見つけられる自信がないので、動画制作については数で攻めていきたいと思います。たくさん動画を出すことで、多くの視聴者のツボにヒットさせる戦略です。

なのでまず私がこれからやるべきことは動画作成の効率化であると考えています。
切り抜き動画の制作で一番時間がかかる箇所はおそらく字幕編集ですので、そこはAIなどを活用してスループットの向上を目指していきたいと思います。

FXトレード(継続中)

最後の副業はFX(外国為替市場)です。FXは外国為替レートの変動を利用して利益を得るトレードです。ここでは今後のFXのトレードスタイルとブログでの取り扱いについて書いていきたいと思います。

FXとは

FXについてざっくり説明すると、通貨の売買が行われる金融市場です。FXトレードは、異なる通貨ペア間の為替レートの変動を利用して利益を上げます。一般的な通貨ペアには、USD/JPY(米ドル/日本円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/JPY(英ポンド/日本円)などがあります。

トレードをする際には、価格変動を表すチャート上で得られる情報や世界情勢、経済指標などの情報を元に価格の上昇または下降を予測し、通貨を売買します。

株取引とよく似ていますが、24時間取引可能であるという点がFXの特徴です。

これまでの主なトレードスタイルは『デイトレード』

トレードスタイルは様々あり、人によってまちまちですが、大別すると下記の3つに分類されます。

  • スキャルピングトレード
  • デイトレード
  • スイングトレード

これまでの私のFXトレードは主にデイトレードを中心に市場に参加していました。

デイトレードは一日のうちにポジションをオープンし、同じ日にクローズするスタイルで、市場の日中の変動を利用して利益を得ることを目指すトレードスタイルです。
このトレードの良いところは1日のうちにトレードを終えられるので、例えば睡眠中など、チャートを見れないタイミングで起きた急な価格変動に怯える心配がないことがメリットといえます。

ただしデイトレードの場合、5分足や1時間足といった比較的短い足のチャートを観察してトレードをすることが必要で、トレードのタイミングを伺うためにもトレード中はチャートをずっと確認する必要があります。
これは労力や時間を要するため、これからの副業生活と噛み合いが悪いと感じていました。

副業の兼ね合いから、時間的に余裕のある『スイングトレード』にスタイルチェンジ

そこで今後は、スイングトレードにスタイルを切り替えていこうと思います。
スイングトレードは、より長期的な視点で市場を分析し、ポジションを複数の日または週で保有するトレード方法です。

デイトレードに比べてポジションを保有する期間が長いため、市場のノイズや急な変動に左右されにくく、また、観察する時間足は4時間足や日足がメインとなるのでチャートをずっと見ていなくても特に問題ありません。これにより、トレードに費やす時間と労力を節約でき、他の副業へ回すことができます。

ブログでトレード状況を日々更新

当たり前のことですが、相場はリアルタイムに24時間ずっと動き続けますので、ブログのネタとしてはとても相性がいいように思います。

ですのでFXに関しては日常的にブログでトレード状況を更新していく予定です。とはいえ何かノウハウなど有益な情報をおお伝えはできないでしょうから、あくまで状況報告程度になるでしょう。

まとめ:練った構想でとりあえず突き進む

この記事では、新しく始める、もしくはすでに続けている副業についての現状報告とこれからの方針について書いていきました。Web制作、ブログ執筆、動画制作、FXトレードのそれぞれの要点についてまとめてみます。

  • Web制作
    個人事業主として業務提携先を増やし、案件数を増加させる予定。
    案件をこなせば確実に収入が入るので4つの副業中で一番優先度が高い
  • ブログ執筆
    毎日更新にこだわらず、継続させることに重きを置く。
    副業についてのノウハウが貯まってきたらNoteなどの外部サービスで有料記事を執筆し、そこへの導線としても活用。
  • 動画制作
    切り抜き動画のクリエイターとして参入する。
    一旦の目標は収益化。
    投稿数で攻めていきたいのでまずは動画作成の効率化を図る
  • FXトレード
    時間と労力を節約するためにデイトレードからスイングトレードにスタイルを切り替える
    あまりリスクを取らず大きい損害を受けないことを重視する。

まだ始めてもいないことについて割と具体的に構想を練りましたが、何事も始めてみないとわからないもの。
やってみて初めて分かることがこれからたくさん出てきて、考えてきた構想が机上の空論だったことに気付かされるタイミングが少なからずやってくると思います。

ですがそれも想定内ですので、その都度構成を修正して臨んでいく所存です。