私は普段は医療従事者として働きながら、副業でWebコーダーをしています。
副業を始めてから4年半が経ちました。個人事業主として開業してからこれまで、本業と副業を両立させながら自分なりのペースでコーディング案件をこなしてきました。
今年2026年に入って、ふと思ったことがあります。これから副業を始めようと考えている方にとって、実際にどのくらい稼げるのか、どんな働き方をしているのか、リアルな情報があったら参考になるのではないかと。
そこで今年から、毎月の収入を公開していくことに決めました。金額だけでなく、作業時間や案件内容、本業との両立で工夫していることなど、できるだけ詳しくお伝えしていきます。
先に結論をお伝えすると、2026年1月の総収入は約50万円でした。内訳は本業が約31.5万円、副業が約18.5万円です。
それでは、詳しい中身を見ていきましょう。
INDEX
2026年1月の収入総額は50万円

まず1月の収入全体を見ていきましょう。
本業の医療従事者としての収入は約31.5万円でした。これには源泉徴収の還付金が含まれているため、通常の月より少し多めになっています(3万円くらいでした…!)。
元々の給料から源泉徴収されているものが帰ってきているだけなので、別に得なんてしてないわけですが、毎年1月の額面はいつもより大きいのでなんとなく嬉しいです。
一方、副業のWebコーダーとしての収入は約18.5万円でした。今月は2件の案件を受注し、どちらも無事に納品することができました。
本業と合わせると、1月の総収入は約50万円ということになります。
副業だけで18.5万円というと、人によっては「思ったより少ない」と感じるかもしれませんし、「結構稼げるんだな」と感じるかもしれません。ただ、本業がある中での副業収入としては、個人的には十分満足できる金額だと思っています。
18万円って私にとってはやっぱり大金で、「18万円好きに使える!」、「家賃が実質タダやんけ!」みたいなことをついつい夢想しちゃいます。まぁ実際のところは普通に貯金するんですが。
そして金額だけでなく、この収入を得るために費やした時間が月40時間程度でした、ということも是非知って欲しいポイントです。詳しくは後ほど作業時間のセクションにて。
副業Webコーダーの収入内訳
1月に受注した案件は2件でした。
1件目はクラウドソーシング経由で引き受けたコーポレートサイトコーディングで、報酬は16.5万円でした。こちらのクライアントは初めて関わる制作会社様でした。
新規のクライアントについてはこれから良い関係を築いていくことがとても大切だと考えていて、できるだけ丁寧にコミュニケーションをとっていくことを重視しています。その甲斐あってか、この制作会社様とは業務委託契約を交わすに至りました。
2件目は継続案件で、LPページの修正作業でした。
報酬は2万円と一見すると小さく見えるかもしれませんが、作業時間が2時間程度、つまり時給1万円だったのでとんでもなく良案件でした。
こういった依頼はこれまでの実績や信頼関係があってこそだと思っています。継続的に案件をいただけるクライアントの存在は、副業を安定させる上で本当にありがたいものです。
普段はWordPressサイトの構築やLPコーディングなどをご依頼いただくことが多く、付き合いもそれなりに長いです。
今月は継続案件と新規案件が1件ずつという、ちょうど良いバランスになりました。年始ということもあって、1月上旬は依頼が来なかったですが、中旬以降に案件をいただけたのでなんとか収入を得ることができました。
案件の獲得経路としては、制作会社からの直接依頼が1件、ランサーズ経由が1件でした。クラウドソーシングサイトは手数料が引かれるというデメリットはありますが、新規案件を探す手間が省けるというメリットがあります。私の場合、ランサーズを主に活用していますが、他のプラットフォームも検討の余地はあるかもしれません。
また、今回ランサーズ経由で引き受けた依頼はこちらからアプローチしておらず、制作会社様からDMでご依頼いただきました。こういったことは初めての経験だったので「こんなこともあるんだなぁ」程度に考えていましたが、その後に業務委託契約も交わしていただいたので、だいぶ運が良かったんじゃないでしょうか。
今月は時給換算すると4,500円でした

ここからは作業時間について詳しくお話しします。1月は実質10日間、合計で約40時間の作業をしました。18.5万円の収入を40時間で割ると、時給は約4,500円という計算になります。
この時給をどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、コンビニのアルバイトが時給1,000円前後、一般的なオフィスワークの派遣が時給1,500円から2,000円くらいと考えると、時給4,500円というのは副業としては相当良い数字なんじゃないでしょうか。
Webコーディングに限らず何かしらの専門的なスキルを持つというのは大きな武器になりますね。
1日あたりの平均作業時間は約4時間です。ただ、これは10日間に40時間を均等に割った場合の話で、実際には日によって作業時間にかなりバラつきがあります。
平日は本業が終わってから作業することになるので、大体3時間くらいが限界です。
私の場合、本業が終わって家に帰り、ご飯を食べてひと息ついてから、夜8時くらいから作業を始めます。集中力が続くのは11時くらいまでで、それ以降は無理に続けても効率が悪くなるので切り上げるようにしています。
休日の作業時間は平日の進捗具合によって変わります。平日にあまり進められなかった週は、休日に4時間から6時間くらいまとめて作業することもあります。逆に、平日である程度進んでいれば、休日は完全に休むこともあります。
本業と副業を両立させる上で大切なのは、無理なスケジュールを組まないことだと思っています。
睡眠時間を削ってまで副業をすると、本業のパフォーマンスが落ちてしまいます。本業があってこその副業なので、このバランスは常に意識しています。
今月受注した案件の詳細
それでは、1月に受注した2件の案件について、もう少し詳しくお話しします。
コーポレートサイトコーディング
作業期間は10日で、報酬は16.5万円でした。ページ数は全部で10ページ、使用した技術はHTML、SCSS、JavaScriptです。レスポンシブ対応はもちろん、いくつかのアニメーション実装やフィルタリング機能の実装も含まれていました。
作業時間は約38時間かかりました。難易度としては普通といったところでしょうか。これまで似たような案件を何度か経験していたので、大きく詰まるポイントはありませんでした。SCSSを使うことで効率的にスタイリングができましたし、JavaScriptでのインタラクション実装も、以前のプロジェクトで使ったコードを一部流用することで時間を短縮できました。
この案件はランサーズで新規クライアントからの直接依頼でした。私のような個人事業主にとって、得意先を作るというのは何よりも大事で、新規クライアントとの関係を築く最初のステップとして重要な案件だと捉えていました。実際、この案件では特に丁寧なコミュニケーションを心がけました。
具体的には、作業前にコーディングルールや実装内容について細かくすり合わせを行いました。
互いの認識にできるだけ齟齬が発生しないように事前の確認をすることは大事で、そういったところから信頼に繋がったりします。とはいえ密に連絡をとりすぎても先方に煩わしく思われてしまうので、やり取りの回数はなるべく少なくして、相手がわかりやすいように伝える努力をしています。
LPサイト修正作業
作業時間は約2時間で報酬は2万円でした。修正内容は一部デザインの変更、テキストの修正、画像の差し替え、それからお問い合わせフォームの修正です。使用した技術はHTML、CSS、WordPressです。割と簡素な内容で、難易度も簡単な部類に入ります。
継続案件の良いところは、クライアントとの信頼関係がすでに築けているので、コミュニケーションがスムーズに進むことです。コーディングルールや納品フォーマットも把握しているため、余計な確認作業が少なくて済みます。その分、コーディングそのものに集中できるのが大きなメリットです。
初めてFigma MCPを実案件で使ってみました
今月はもう一つ、新しいチャレンジをしました。それは実案件で初めてFigma MCPを使用したことです。
Figma MCPは、Figmaのデザインデータから直接コードを生成してくれるツールで、作業効率化が期待できると聞いて試してみることにしました。
実際に使ってみた感想としては、確かに作業が楽になった部分はありました。例えば、テキスト込みでHTMLを仮組みしたり、画像を書き出してくれたのは相当助かりました。
ただ、同時に厄介な点もいくつか見つかりました。特にCSSについて、生成されたコードがそのまま使えるわけではなく、色やフォントなどが全然デザイン通りでない箇所も多々あったため、デザインとの差異を探して手直しする、といった面倒な作業が発生してしまいました。
どういうワークフローでFigma MCPを組み込むのが最適なのか、もう少し検討が必要だと感じています。2月はこの点をしっかり見直して、より効率的な活用方法を確立したいと思っています。
本業と副業の両立で意識していること

本業と副業を両立させるのは、正直なところ簡単ではありません。でも、いくつかのルールを決めて守ることで、なんとか続けられています。
まず一番大切にしているのは睡眠時間の確保です。最低でも5時間は寝ることを心がけています。朝はいつも6時30分に起きるようにしているので、夜中の1時30までには入眠するようにしています。
本業が医療従事者という仕事なので、睡眠不足で仕事に支障をきたすわけにはいかないんですよね。私の性格上、インシデントを頻発させそうで怖いです。
副業の作業時間を延ばせばもっと稼げるかもしれませんが、それで本業のパフォーマンスが落ちたら本末転倒というもの。だから、どんなに納期が迫っていても、夜中の2時や3時まで作業するということはしないようにしています。
睡眠時間を削ってまで副業をするくらいなら、その案件は断るべきだと考えています。大事なのは欲張らないこと。
そういう意味で、案件を受けるかどうかの判断も重要です。私が決めているルールは、案件の依頼が重なった時に、自分のスキルやリソースを過信せず、スケジュール的に少しでも怪しいと思ったらお断りするということです。
スケジュール管理については、各案件について引き受ける前にできるだけ具体的に工数を見積もって、そこから逆算して自分なりの期限を設けるようにしています。
たとえば、トップページは3日でコーディングする、下層ページは1ページあたり半日で仕上げる、といった具合です。こうして細かくマイルストーンを設定することで、全体の進捗が把握しやすくなりますし、「このペースだと間に合わないな」ということが早めに分かります。
また、実際に案件を進めてみて見積もった工数との乖離が出てきたら休日で帳尻を合わせるようにしています。
まとめ
以上が2026年1月の収入報告でした。
今月は本業の医療従事者としての収入が約31.5万円、副業のWebコーダーとしての収入が約18.5万円で、合計約50万円という結果でした。副業については、月40時間の作業で18.5万円、時給換算で約4,500円という数字です。
正直なところ、副業でこれだけ稼げるとは、始めた当初は思っていませんでした。4年半前に個人事業主として開業したときは、月に数万円稼げればいいかなという程度の期待値でした。それが今では、本業の収入の半分以上を副業で稼げるようになっています。
もちろん、ここまで来るのに4年半という時間がかかっています。最初の頃は案件を取ることすら大変でしたし、納品したコードに修正依頼が山ほど来て、時給換算したら500円くらいだったこともあります。それでも続けてきたのは、コーディングという作業そのものが好きだったからだと思います。
これから副業を始めようと考えている方に伝えたいのは、最初から大きな収入を期待しない方がいいということです。スキルを磨き、クライアントとの信頼関係を築き、効率的な作業方法を確立する。この積み重ねが、結果的に収入につながっていきます。
2月も引き続き、本業と副業のバランスを保ちながら、質の高い仕事を心がけていきます。
できれば20万円くらい稼げたらいいなぁとか考えています。
