『テープ起こし』は意外と過酷!?クラウドソーシングでオススメしない理由

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社会人であれば、常日頃から「収入を上げたいなぁ」と考えてる人が過半数を占めているこの世の中で、副業についてネットで調べると一度は目にするであろう『クラウドソーシング』という文字。

クラウドソーシングとは、ネット上で仕事の発注、受注を行うことができるサービスのことで、今では副業の代表格の一つといっていいくらい認知度が高まっています。

クラウドソーシングには専門的な技術を要求される仕事から、特別なスキルは必要ない仕事まで、多種多様な案件があります。

当然、スキルを要求されることのない案件は専門性の高い仕事に比べ、報酬単価は極端に安いですが、誰にでもできるという点から、これから副業を始めようとしている人にとっては魅力的でしょう。

かくいう私も本職とは別口の稼ぎ口が欲しくてクラウドソーシングでいくつかの案件をこなしてきました。

その中に『テープ起こし』という仕事があり、今回はその紹介記事となります。

先に伝えたいことを言います、テープ起こしはやめといた方がいいです

この記事ではテープ起こしという仕事とはどんなものなのか、なぜやめておいた方がいいのかを説明していきます。

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テープ起こしってどんな仕事?

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テープ起こしとは、インタビューや講演会などの音声データをタイピングしてワードなどで文字に起こしていく仕事です

音声データは30分〜3時間と案件によって結構違います。 

相場は大体ですが1時間の音声データあたり、2000〜3000円といったところです。

また、ケバ取り(「あ〜、」や「え〜、」といった相槌部分をカットする作業)を要求されることも多々あります。

基本的には音声データを聴きながらタイピングをしていくことになるので、タイピングの速さ、正確性が重要となってくる仕事です。

テープ起こしをオススメしない理由!

私がテープ起こしをお勧めしない理由は主に2点です。それは『割に合わない仕事である』ということと、『○○しながら出来ない』ということです。

一体どういうことなのか、詳しく説明していきます。

時間がかかる上に報酬単価が低い

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先ほど、1時間の音声データあたり、2000~3000円といった書きました。これだけ見るともしかしたら「結構おいしい仕事なんじゃ・・・」と感じてしまう方もいるかもしれませんが、ハッキリいってそれは誤解です。

 1時間の音声データを文字起こしする場合、慣れてない人は大体3~5時間くらいはかかります。

ということは、1時間の案件の報酬が仮に3000円である場合、時給換算すると600円~1000円になります

なので見かけの報酬に騙されないようにしましょう。

とはいえ、時給1000円であれば別に悪くないように感じますよね?

それでも僕がテープ起こしをお勧めしないのはもう一つの問題があるからです。

音楽や動画を視聴しながら作業ができない

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 仕事をする上でモチベーションを保つというのは仕事効率的に非常に重要なファクターです

クラウドソーシングはいわば在宅ワークですので、自由に自分の好きな曲や動画を視聴しながら副業したいと思うのが普通なんじゃないかと思うわけですが、このテープ起こしに限ってはそういったことが出来ません。

それは当然、その仕事自体が音声を聞きながらの作業だからです。なのでいくら在宅での副業といえど、ただ黙々と仕事をせざるを得ないんです。

人によっては「そのくらい良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、テープ起こしを継続的に作業していくと考えている方は一度一考する余地があるかもしれません。

少なくとも僕にとっては副業をするにあたって「辛い条件だなぁ」と感じました。

 副業だからこそ妥協しないことが大事!

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 副業は稼げればいい!という考えはとても正しいですが、案件を受注する前に、具体的にその案件をこなすときの自分の環境を具体的に想像するのが重要なんじゃないかなと思います。

案件を取るうえで、常に考えたい点は

  • 作業量に対して報酬は見合っているか
  • 実際に作業するとき、リラックスしながら出来る仕事内容なのか
  • 自分の身の丈に合った仕事なのか

この3点です。

クラウドソーシング上ではたくさんの案件が転がっていますので、わざわざ妥協して仕事を選ぶこともありません。自分にとって好条件な案件を積極的に狙っていきましょう。

また、今回はテープ起こしという仕事について否定的な記事を書きましたが、それは僕にとってという話で、向いている人にはとことん向いているんじゃないかと思います。

仕事選びは結局、自分のスキルと性格を分析したうえで選ぶのが最良というわけです。

これからクラウドソーシングで副業をしようと考えている人にとって有用な記事になれば幸いです。

では、今回はこのへんで!